一言でサンゴといっても、世界には約800種類ものサンゴがあるそうです。その内の1/4の200種類が沖縄の海には存在していると言われています。
そしてその世界有数のサンゴをご紹介できるグラスボートツアーです。サンゴといっても、枝状、塊状、テーブル状。いろんな形があり、面白いです。
その中で今回、グラスボートで見れるサンゴ、第一弾は、
まるで、まん丸まんじゅう?
よく見るとかわいい形、ハマサンゴのご紹介です。
目次
グラスボートを走らせて、さぁサンゴ群落に突入です!そうすると木の枝みたいなサンゴがいっぱい水底のガラスに
見えてきますね!そしてその中に、
ん!あれは何かな?
と少し目は止まるものの、あれは岩かなぁ。と思ってスルーしてしまう人が多いです!いえ、しっかりと見てみましょう!
まるでまんじゅん?みたいな形をしていますが、これもサンゴです♪名前はハマサンゴ!
サンゴは何も木の枝みたいな形だけでありません♪
この水底にちょこんと佇んでいるハマサンゴ。この個体は、直径50cmくらいでしょうか?大きくはありませんが、とっても成長が遅い種類のサンゴです。
具体的には、
一年間に0.5mmから2cm
そんなスピードでしか成長しません。そしてハマサンゴにはもっと面白い秘密がいっぱいです。
そしてさらにグラスボートを進めていくと、ほーらほら、真下にズドンと岩の塊?大きすぎて、ガラスに入りきらないサイズです。
この大きな巨体もハマサンゴです。直径は約3mといったところでしょうか?でもてっぺんはまんじゅうみたいに丸くなっていません!
その理由は、海の変化が大きなキーワードです。海は水深が浅くなる干潮と深くなる満潮を繰り返しています。
干潮時間には、水深が浅くなって、てっぺんが干上がってしまいます。
本当はまん丸まんじゅうみたいになりたかったのですが、
干上がるので平らになってしまったんですね!
まわりのサンゴを見ると、同じような高さで切り取られたようにてっぺんが平らになっています。
そんな形の群体をマイクロアトール(小さな環礁)といいます。アトールはサンゴ礁の地形で、ドーナツの形で真ん中に池を残した島のことを意味するそうです。
ちなみに沖縄で世界、最大級のマイクロアトールが見つかったそうです。
沖縄に世界最大級の「微環礁」 サンゴの塊、直径11.1メートル 琉球大学発見
そんなハマサンゴは、生きた化石です。直径が数メートルにもなると、とっても長生きです♪
成長とともに年輪を形成していくそうです。数百年と生きるハマサンゴ、その骨格を切り抜いて、化学分析すると、そのサンゴが生きていた時代の海洋の水温や塩分など週、月単位で当時の水質がわかるそうです。
過去の地球の気候変動を知って将来予測するのに、とてもよい代物になるそうです。
そしてサンゴが集まれば、熱帯魚も集まります。ほらほら、ハマサンゴのてっぺんには鮮やかなお魚さんが集まったり、サンゴの下には、大きなお魚さんもいっぱい集まっています。
ハマサンゴに群れるノコギリダイです。これはシュノーケルで撮影した写真です。
過去を知って、将来の予測を可能にするハマサンゴ。そして熱帯魚のおうちとして、日々、水中の佇んでいるハマサンゴのご紹介でした!
もちろんグラスボートツアー中にも見ることができるサンゴの一つです。じっくり見てみたい方は、ぜひ、お知らせください!
ではでは
石垣島東海岸、伊野田漁港発グラスボートツアー。空港から車で10分のアクセスの良さ、石垣島北部を観光ドライブついでにぜひお立ち寄りください。
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トリップアドバイザー さんご礁の海から