野鳥保護って、とっても繊細で難しいんですよね。。。
過去にも隣の敷地で、シロハラクイナの赤ちゃん。ヒナがカラスに狙われながら逃げ回っているのを見かけたことがありました!
これは助けた方がよい?なんとかしなくちゃ!と思ってしまいがちです。でも助けたところでどうなる?野生動物を育てるのってとっても難しいです。餌を食べてくれなかったり、人が捕まえただけでショックで死んでしまう場合もあるそうです。むしろ、そのまま置いておいた方が、生き残るかもしれません。
先日、庭でちょこんと佇んでいるリュウキュウコノハズクを発見です!木にとまらず、コンクリートの上でずっと動かないでそのままです。
こんな時にどうしましょう。保護しなくちゃ!と言いたいところですが、鳥獣保護法というものがあることをご存じでしょうか?
傷ついた鳥、親からはぐれたと思われるヒナ。保護する前に知っておきたい鳥獣保護法
害獣駆除と鳥獣保護法 生活救急車
食物連鎖、生態系のバランスを保つため、野鳥を保護、飼育、捕獲することは禁止されているそうです。
例えば、数年前、外的に襲われていたスズメを保護して飼育しているとブログで発表して、物議を醸しだしたことがあったそうです。そして迷惑なカラス。鳥獣保護法によって、勝手に駆除はできないことになっているそうです。
では、目の前にいるこのリュウキュウコノハズクさん。笹川が近づいても全く逃げようとしません。ケガなのかなぁ。逃げることができないようです。
これを何もしないで放置しておく。というのが自然の摂理ではあるのでしょうけれど、それを見ていたうちのちび助がケガをしている野鳥保護110番の電話番号を教えてくれました。学校で教えてもらったそうです。
その電話先は八重山保健所です♪そうすると、
ダンボールに入れて、持ってきてください!とのことでした!野鳥保護担当の動物病院があるそうです。その日は休日ということで、保健所で一時保護、その後、動物病院に届けてくれるそうです。
ならば、捕まえてみましょう、近寄ってみるとコノハズクさん、目がクワッ!と見開いて警戒モードでしょうか?
野生の動物はとても臆病なんだそうです。そのため、人が近づくとどれだけ弱っていても警戒、強がるそうです。でもそれが逆にストレス。それで死んでしまう場合もあるそうです。そっと捕まえてすぐにダンボールへ。
あとは、保健所にお届けです。過去にも数回、鳥のヒナを見かけたことはありますが、その度悩む野鳥保護です。
これからそんな場面に遭遇した時は、こちらのブログをご参考ください。
ついつい助けたくなる場合がありますが、悩んだときはすぐに専門家の方に相談が一番よいです。各都道府県に専門の窓口があるそうなので、ぜひ、そちらに相談してからにしましょう!
無事に元気になって飛び立てるようになるとよいですね!